日本にいた時は、さほど焦がれはしなかった、あんこ。
何故、そう簡単に手に入らない物を、こうも食べたくなってしまうのか…。
ないとなると余計に、しかも何とかしてやろう、という底力がわいてくるのは不思議です。
そして、本日、私の実験がまたひとつ成功しました。
ご紹介します。
赤インゲン豆。
ドイツにも小豆が手に入るお店もあります。
でも、なんだかわざわざ買いに行くのは面倒なので、なんとなく似ているこの豆であんこを作ることに。
一から豆を煮るなんて、ハードルが高いので、缶詰を買って来ました。
この缶詰めは、すでに砂糖と塩で味もついていたみたいだけど、缶を開けたら、あんまり好きじゃない匂いがしたので、お汁は使わず豆だけ使うことにしました。
わざわざ好き好んで、赤インゲン豆であんこを作る人はいないと思いますが、一応これが作り方です。
①缶の煮豆をたっぷりの水で茹で、2回茹でこぼす。
(二度茹でこぼす必要があるかないかはナゾですが、臭みはとれた。)
②しっかりザルで豆の水気を切り、もう一度鍋に戻す。
③豆を押しつぶす。
④弱火で、③に砂糖を少しずつ加え混ぜる。
砂糖の分量は…野生のカンでお願いします。
これ、けっこう美味しい!
そして、おはぎに。
やっぱりな。
こしあんにしてもよさそう。
味は…ほれほれ、金時豆を甘く煮たのみたいな。
もしかして赤インゲン豆って…金時豆??
どうしても無性に食べたくなるものってあるある!
返信削除あんこがないから作る って日本ではきっとできなかっただろうから、ドイツ暮らしのおかげの貴重な体験だね~。
おはぎにぴったりでよかった。
日本では真空パックに入って粒あん、こしあん共に売ってるのって、考えてみればありがたいことだね。
tomoko☆ さんへ
返信削除ほんとに、日本は何でもある国だなぁと改めて気づき、感心しています。
私のは料理と言うより実験みたいだけど、できた時の満足感が大きいので、これからもドイツ食材で工夫してみます。
自分のため、家族の笑顔のためにがんばるのだ〜。
好きじゃない匂いって!?気になります。匂ってみたいです。
返信削除実験成功、おめでとうございます。
異国での、和菓子造りに敬意を評します。
和菓子っておいしいですよね。たまに、おはぎとか、ぜんざいとか食べたくなります。先日ぜんざいを作りました。豆がなかなか煮えなくて、味付けは、野生の勘が働かず、改良の余地ありでした。
でも、なんで異国には、豆があるのにあんこが無いのでしょうね。洋菓子にあんこを使っているの見たこと無いです。
もしかしたら、ドイツでたい焼き売ったら繁盛するかも。