2011年2月21日月曜日

Bambergその2

石畳をパパがスーツケースを引いて、さっさと歩いて行くのに、私は身軽なのをいいことに、あっちふらふら、こっちふらふらとのんびり写真を撮って歩いた。
結局、後で何度も通ることになったのだが、その時は、もしかしたらこの道はもう通らないかもしれないから、と私もそれなりに必死でした。



橋を渡り、建物の門をくぐる。
振り返ると裏もこの通り。


このただならぬ建物は、バンベルク旧市庁舎とか。
この時は、へぇ〜〜〜と思ったくらいだったけど、後で別アングルから見て、驚くことに。
とにかくこの時はまだ、この建物の全体が見えていなかったのです。
門を出たら、また橋の続き。



私たちが荷物を置いて、一番に向かったのは、バンベルク大聖堂。


重い扉を押して入ります。



パパに「あったぞ」と、こそっと言われ見たのは、『バンベルクの騎士像』という彫像。


すばらしいには違いないが、芸術がいまひとつわからずじまい…。
大聖堂には、真っ正面からはわかりませんが、実は4つの塔があります。


すばらしい建物を見ておきながらも、どこか心がお留守な私。
今回は、見たい物がちょっと違うような…
バンベルクの旧市街を歩いて感じるのは、いままで訪れたドイツのどの地にもなかった雰囲気。
もっと街をぶらぶら歩きたかったので、大聖堂が建つ丘を後にしました。

急におなかがすいているのに気付いた。
とっくにお昼の時間が過ぎていました。
とりあえずこの店に入ってみよう。


お店の中は大盛況。
いまいちメニューを見てもわからないので、適当に注文したら、こんなん出てきた。

あれ運ばれてきたら、ちょっと困るな。
そう思ったのが私のところにきた。
笑った。
そして、おいしかったです。

さっきのレストランもそうですが、バンベルクのお店は色合いがかわいく、つい足がとまります。



アンティークのグラスやランプのお店の空間の余韻に浸りながら、なにも目指さずにまた歩きだしました。


旧市庁舎の横の橋の上から見えるのは


小ヴェネツィア地区。
漁師さんたちが住んでいた一画だそうです。


中世のドイツの街はこんなだったんだな。
バンベルクの旧市街が世界遺産になったのは、第二次大戦で被害を受けることがなかった、ドイツでは稀な街だからだそうです。
他の街がいかにめちゃめちゃになってしまったか…


日が暮れるまで、もう少しゆっくり歩きたかったのですが
この後、私のお腹の雲行きがどんどん怪しくなり始めた。
そして、結局夕方から私だけホテル居残りとなり、バンベルク一日目終了。
無念。

4 件のコメント:

  1. とっても美しい建物ですね。
    一度見たら忘れられない、そんな一日になりそうですね。
    昔の建物は味があって美しい。
    今の建物は洗練されていて、観光しているとつい立寄りたくなりそうですね。

    それにしても、すばらしい刺さりっぷりのナイフだ。

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  2. お肉にナイフがグッサリ突き立ってる~!!
    なんと豪快な。。。
    石畳の町並みは何とも言えないステキな雰囲気が漂ってるね。
    お店の色合いもステキ♪

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  3. バンベルク、行って来れてよかったです。

    ナイフとフォークが上手に使えず、困っています。
    これほどのお肉には、このナイフか。
    ズブッ!!には笑うしかない。
    食べるのはみんなエレガントに食べるのにね。

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  4. akiaki さんへ
    石畳にはほんとに感心します。
    よくこれだけ並べたなって。
    しかも規則性があって、美しい模様になってたりするから感心することしきりだよ。
    お店が閉まってる日曜は、皆ウインドーショッピングを楽しんでいて、お店をのぞいている姿もほのぼの〜いい感じだよ。

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