2011年2月28日月曜日

Utrechtその3

ユトレヒト2日目。

12時チェックアウトのギリギリまでホテルでのんびりしました。
フリーダム〜。


この日も雨。
風も強く、傘が飛ばされてしまいそう。
土地勘が出てきたので、昨日の観光案内所まで、できるだけ早足に行く。
ドム塔は、ツアーに参加しないと塔には昇れないので、あっさりあきらめました。
それで、娘も喜びそうなところと思い、オルゴール博物館を目指しました。



元は教会だった建物です。
よくわからないなりに、ガイドツアーに参加しました。
こども率も高かったです。
実際にガイドさんが、珍しいオルゴールを次々に鳴らしてくれました。



オルゴールのイメージを超えた、オルゴール。
音も大迫力でした。
裏側はこんな感じ。
大きなハンドルを回すと音が鳴ります。


ガイドのクライマックス、超巨大オルゴールの間。
ここまでくると、ハンドル回さず自動演奏。



打楽器も組み込まれていたり、もうこうなったら、オルゴールという物が、いよいよわからなくなった。
でも、なかなか面白かったです。


館内のカフェで休憩はさんで、次は2階に行きました。
以前は教会だったのがよくわかります。




本に見えるのは、全部オルゴールの楽譜です。
黒いピアノのようなオルゴール素敵〜。

と、私が見て歩いているうちに、娘とパパは譜面作りをしていました。
1階の受付で紙はもらえました。


全然知らない、『Bob de Bouwer』という曲を作成中。
穴の通り書き取り、パンチで抜きます。



完成したら、このオルゴールで鳴らしてみました。
ユトレヒトの思い出にもって帰ります。

2日目はオルゴール博物館にずっといました。
博物館から出てきて、ホテルの方に歩き始めたら、またこの人。
にわとりおばさん!


昨日は気付かなかったけど、左腕にもにわとりをかかえていたのね。
おばさんの名前はわからずじまいで残念。


つい通り過ぎてしまって、一度として一回で戻れなかったホテル。
最後の最後に離れて見て、こんな建物だったとわかる。
さようなら〜ユトレヒト。

Utrechtその2

ダルムシュタットに帰ってきました。
さて、昨日の続きです。
地図によると、『ディック・ブルーナ・ハウス』は、角を曲がったらすぐに見えてきそうな位置。
この辺は、建物の雰囲気がすごくいいです。
きょろきょろしてたら、ん?
これはもしや?


おお!やっぱりそうだ!!
ありました〜!!


あった!あった!!
でも、ちょっと待っててー。
チケット買ってくるからねー!
ディック・ブルーナ・ハウスの入場券は、ブルーナハウスでは買えないので、この先の『セントラル・ミュージアム・ユトレヒト』で買うように、観光案内所で教えてもらっていました。
写真、左前方の黄色い旗のところを曲がるとありました。
ここでチケット購入。


レンタサイクルかな?
かわいいー。
こんなところにも、ミッフィーちゃんいた。


さ、さ、入りましょ。






驚いたことに、オランダ語、英語の次に、日本語の表記があった!
この安心感。
娘がとても嬉しそうに日本語のミッフィーちゃんのアニメーションを見ている間、私たちは隣の部屋の展示を興味深く見ることができました。
大人がかがみ込まないとわからないような、子ども目線のところに、思いがけず展示があったり、おもしろかったです。
その部屋には、ブルーナさんがミッフィーちゃんを描くようになるまでの物語と、普段のブルーナさんの日常の映像が流れていましたが、これがすごくいいVTRで、感動!!
ほんと感動した〜!!




いままで出版されたミッフィーちゃんシリーズの絵本でうめつくされた壁。
ブルーナさんは今も現役で、ユトレヒトの自宅とアトリエを、毎日自転車で通われています。
ところで、みなさん知ってました?
ミッフィーちゃんの顔のバッテンは、口ではなく鼻なんですよー!

17時の閉館までギリギリいました。
もう少し時間が欲しかったな。
再びユトレヒトの街を歩き出しました。





あんなに下にある入口、不思議ですねー。
お店を営業しているところもあった。

私たちが夜ご飯に入ったお店は、地上だったけど、適当に入った店が思いかけずBarだった。
う〜んどうしよ…と思いながらも、一杯飲んでおつまみみたいなのを頼んだら、これがけっこうよくて、しっかり美味しい夜ご飯になりました。


ユトレヒトで会った人は、みんな人がいいし、やっぱりブルーナさんの街はいいな〜と思った。
一日目おわり。

2011年2月27日日曜日

オランダUtrechtへ

今日、ダルムシュタットを8時47分発の列車で出発。
一度フランクフルトで乗り換えてから、そのままオランダまでやってきました。
国が違うからとパスポートを持参したけど、チェックなしでいつの間にかオランダに入っていた。
どこが国境だったのかな?
途中列車の遅れがあったものの、13時半前にはオランダ、ユトレヒトに到着。

今回のたった一泊の旅の唯一の目的は、『ディック・ブルーナ・ハウス』へ行くこと。
ミッフィーちゃんの生みの親、ブルーナさんが住んでいる街、ユトレヒトへ来ています!

ユトレヒトは雨。
でも街には人がたくさんで、とても活気があります。
雨が降ってたって、このおばちゃん像の存在感の前を素通りできなかった。
にわとり抱えてる。


地図をもらいに観光案内所へ行く途中、すごい塔の全体が現れる。


これきっと有名な塔に違いない。
向かい合わせで、教会らしい建物。


雨風がけっこうすごくて、傘をさしてうつむきがちだったおかげで、道の模様がよく見れた。




てんとう虫見て顔上げたら、真ん前が観光案内所でした。


親切な案内、日本語!のマップ、それから娘が集めているコイン製造マシーンもあり、いいスタート。
案内所から出てくると、さっきの塔の真横からの姿が見れました。


赤い扉が気になる。
この塔は、ドム塔(Domtoren)といって、600年の歴史とオランダ一の高さを誇る、ユトレヒトのシンボルとのこと。
明日はここに昇ってみるか…?

今日はとにかくミッフィーちゃん行こ!


ユトレヒトの街の色を見ながら、歩いて行きます。
ねこちゃんも、こんにちは。



信号機も新鮮。


そこの突き当たりの角を右に曲がると、いよいよ『ディック・ブルーナ・ハウス』があったんですよ!

日記はここまで。
また後ほど。
では、おやすみなさい。

2011年2月25日金曜日

みたらし団子

ドイツに来て、初めて知り合った日本人のお友達が、先日、
こんなのあったよ。
とフランクフルトで見つけて持ってきてくれた、粉。


これは、どうやら白玉粉のようなので、


いっぱい作って、


今日みたらし団子にして、遊びに行った。
日本語で思い切り話ができるのは、やはり嬉しいです。
アイスワインをあけてもらって、お昼間から乾杯したのが、ヒヒヒッとこれまた嬉しかったです。

2011年2月24日木曜日

歯ブラシレベル2

幼稚園帰りの娘のリュックの中に、歯ブラシとコップが入っていた。
なんだこりゃ?

幼稚園で使っている歯ブラシを2回交換してもらったから、歯磨きがんばったご褒美にもらった。だって。
朝ご飯を園で食べた後、幼稚園支給の歯ブラシで歯を磨いているのは知っていましたが、こんなお楽しみがあるとは、びっくり。



2回歯ブラシをかえたら、こんなのをもらえる。
3回、4回と回を重ねるごとに、もらえる歯ブラシも豪華になっていくそう。
一番すごいのが6回目で、かわいい電動歯ブラシがもらえるんだって!?

娘の歯ブラシレベルは、2ということだな。
レベルアップがわくわくします。

2011年2月23日水曜日

参観日?

娘が幼稚園で表紙に絵を描いて、娘のグループの先生3人のサイン入りの招待状のようなものを持って帰っていました。
参観日という感じだろうか?
幼稚園が終わった後もう一度集まって、15時〜17時まで一緒に遊びましょう。ぜひいらして下さい。というような内容。
招待されたので、行ってみることにしました。

お昼は街に出て食べ、時間まで過ごすことにした。
おいしくて時々食べたくなるメニューがあるので、デパートのKARSTADT(カールシュタット)で毎度お馴染みになりつつあるけど食べることに。
肝心の私おすすめのヌードルの写真は、また撮り忘れてしまったので、その代わりと言ってはなんですが


これ、思わず吹いた。
真ん中の人にやられた。

さて、時間なのでトラムに乗って幼稚園に戻りました。
いつもは行かない時間に園に行くので、娘は大張り切りです。
幼稚園の自由時間にはいつも自分が好きな部屋、(体操の部屋、実験の部屋、お人形遊びの部屋、お絵描き工作の部屋、ゲームとパズルの部屋、)のどれかで遊ぶ様です。

私たちはゲームの部屋で、普段娘から話に聞いていたゲームをしました。
途中から男の先生も一緒にしてくれて盛り上がったので、娘はとにかく嬉しそうでした。
お茶とお菓子もいただき、幼稚園というより誰かさんの家で遊んでいるような、リラックスした雰囲気で私も楽しかったです。
最後に少しだけ、みんな集まってわらべうたのようなことをしましたが、ほんとちょっとだけ。
それで、さようなら。

でも、幼稚園でどんな様子でどんな遊びをしているかちょっとわかって、娘の笑顔を見れて、安心しました。

語学教室

一年の滞在なのに、私はドイツ語の教室には行かない!誰がなんと言おうと決めた!!
そう自分に言い聞かせるようにして暮らして、もうすぐ5ヶ月が経ちます。
早い…

先日、パパが娘の幼稚園で一枚のチラシを見つけました。
私も毎日のように迎えに園に行っていたのに、全く目に入って来なかった。
そのチラシ、vhsのドイツ語教室のお知らせでした。
vhsとは、市民講座のことです。
2月22日に、申込み相談と、一回目の授業があると書いてありました。
こんなものを、見つけてくれたか…
で、どうしたかというと

今日行ってきたんです!
私はリアルビギナーなので、門前払いしてくれるがいいさ、と半分やけっぱちな、ほんとに習いたいのか習いたくないのか自分でもわからない状態。

案の定、ビギナーのコースではなく、あなたには難しいでしょうと言われ、ほっとしたんです。
ところが、これで終わらなかった。
今日試しに参加しますか?
と聞かれた。
すごく親切なんだけど…断りたい。もう帰りたい。
そう思ったのに、口は反対に「Ja!」はい!といい返事をしていた。

それで、鳩が豆鉄砲くらったような顔で授業に参加しました。
もちろん先生がしゃべるのはドイツ語オンリー。
生徒は一応私も入れて、ニュージーランド、ポーランド、フィンランド、モロッコ、だったかな?などなど国際色豊かに8人。
和やかな雰囲気です。
ただの見学と思いきや、授業の輪に入れてもらい、嬉し悲しい。

いい体験させてもらったわ〜と十分満足したのだけれど、
授業終わって、先生
どうしますか?学びたいですか?と…
??あの…いいんですか?

まさかこのコースに来てもいいと言われるとは夢にも思わなかったので、なんか嬉しくなってしまい、
「Ja!」
って言っちゃた…。

今日のコースの生徒さんは、みんなだいたい先生のドイツ語を理解しているようだった。
私は鳩豆の顔をして、これから週2回、1時間半のドイツ語教室に通うことになってしまいました。

2011年2月22日火曜日

Bambergその3

ドイツ、また冬が戻ってきたのか、寒い。
ダルムシュタットより、バンベルクの方が更に寒かったように思う。
前日のお腹痛も冷えたからだろう…。
それにしても、ホテルの朝食、すごくおいしかったです。

バンベルク2日目、また元気を取り戻して出発。
昨日は気付かなかったホテルの屋根、こんな風になっていたのか〜。


ホテルの前の橋を渡って振り返って見て、初めてわかりました。
屋根からひとつ突き出ている部分、たぶん荷物を吊り上げるのに使ったのでしょう。


レグニッツ川の流れは、ものすごく早い場所もあり、轟々と怖いくらい。
川の流れの変化を観察しながら行きました。
水門があった。


そして、その先に見えているのは旧市庁舎。
もっとよく見える橋まで行くと


驚いたことに、この建物、こんな風にちょうど橋と橋の真ん中、川の中州に建っていたのです。



写真の左手の橋の下は激流が、右側が穏やかな流れになっていて、その支流には水鳥が遊んでいました。




昨日お腹が痛くなって、近くまで見に行けなかった景色。



川沿いをずっと歩いていて、体が冷え冷えになったので、休憩とります。
日曜日なので、ひっそり静まり返っています。



昨日は市場も立っていた広場に、ヘンテコな木のパズルがあり、娘が離れなくなっってしまったが、寒さの限界!パズルの向かいのカフェへ飛び込んだ。
飛び切り甘そうなドーナッツを見た目だけで娘が選び、バタークリームのケーキとを三人で分けました。


疲れと冷えには、甘あまコンビでもよかろう。
やっぱり飲み物はハイセショコラーデ。

へんな時間にケーキを食べちゃったな〜。お昼もこのままここで食べるか〜。とか言いながら、結局また観光にもどりました。
でも、この日は寒くて…いったん暖かい所の快適なのを知ってしまうと、外歩きが辛くなりました。
ちょうど旧市庁舎を通った時に、日曜なのに建物の中の博物館が開いていたので、何の展示がわからないままに入りました。
入るとすぐ、陶磁器の博物館とわかり、興味あるかな〜?と思いつつ入ったのに、これが期待以上によかったです。
マイセンくらいしかわからなかったのですが、本当に美しかった。

電車までの時間も少なくなってき、最後は遅めのお昼ご飯。
昨夜パパと娘の二人で食べて、上機嫌で帰ってきたお店が開いていたので、そこにしました。


私は、おなかをいたわりつつ、スープのみ。
でも大きな肉団子が入ってたし、パンも付いてくるので十分でした。
パパはちゃっかりフランケンワインも飲んだ。

旧市庁舎のフレスコ画の天使から、足が飛び出ていたのに、最後の最後に気付いた。
何度も通ってたのに、やっと気付いたのでおかしかった。
ズームして撮らなかったけど、見えるかな〜?


私たちが帰ってきた今も、あの街はそのまま生活しているだろうな。