ドイツでは豚肉をよく食べます。
でも、私たちがこちらに来て、一度も食べたことがないのは、豚の薄切り肉。
やっぱり薄切りのお肉が食べたい。
ミンチ肉は並んでいるのに、なぜか薄切りはないのです。
ついに我慢できず、お肉屋さんで塊肉を指差して、これをスライスして下さいと頼んでみた。
いつも、ソーセージやベーコンは、よ〜〜く切れるスライサーで何枚でも切ってくれるから、頼めば切ってくれるかな?と期待して。
が、あっさり、「できない。」と断られてしまった…。
ダメ?
無理です。包丁で真っ二つに切るのはOK。
…仕方なく真っ二つに切ってもらった豚の塊肉を買って帰った。
ここでお料理上手な人なら、特に悩まずに美味しい物を作るのだろうが、さて…困った。
とりあえず、塊肉と言えばこうするのがお決まりかと思って、たれに漬けてみた。
砂糖、しょうゆ、生姜、健康酢、適当に…。
健康酢とは、日本から大事にもってきた、私にとって魔法のようなお酢です。
リンゴ酢に蜂蜜の主成分、果糖を配合した味とある。
これまでに、この健康酢を使って数々の味のミラクルが起きているので、今日も健康酢が味方してくれるから大丈夫でしょう。
しかし、こんな分厚い肉、しかも豚肉はしっかり火を通したいし、中まで火が通るのを待つのはしんどいなぁ。
よくわからないけど、レンジにお任せすることにしました。
ところが温まってくると、レンジの中で、ボン!ボン!!と、まるでドイツの大晦日の花火みたいにすごい音を立てだしたから、相当慌てました。
爆発しないかハラハラして、結局レンジに付きっきり。
危ないと感じたら、即強制終了の体勢で見守る。
疲れた…。
何分チンした???
とりあえず、予熱でもしっかり火を通したかったので、その後フタをして放置しました。
念には念をで、お汁だけまた鍋に移し替え、煮立てました。
ほほほっ。またしても私の勝利。
最高に美味しいじゃありませんか〜〜!!!
余談になりますが、ドイツでは豚肉を生で食べることもあります。
私も生豚ミンチのサンドイッチを少しお味見したことがあります。
美味しいには美味しかったですが、やっぱり昔から母に、「豚はよく火を通すように。」と教わっているので、やっぱり生で食べるのにかなり抵抗が…。
今回もレンジで調理して中まで火が通るか、そこが気になって仕方ありませんでしたが、とってもうまく行きました。
これからは、もっとレンジを信じます。
それから、お肉屋さんで豚肉スライスも、再チャレンジしてみます。
ガンバル。
おめでとう~!
返信削除おいしそうな豚肉料理になってるよ~。
健康酢もきっといいお仕事をしてくれたのでしょう。
お肉も柔らかくなるらしいから。
ドイツには豚の薄切りが無いのにはびっくりしました。
たいていの料理は薄切りでなんとかなるのにね~。
あ、私も豚の生はちょっと抵抗があるわ~。
tomoko☆ さんへ
返信削除そうなんだよー!塊なくとも薄切り欲しいって思います。
豚の生肉そんなに食べて、ほんとのところどうなんだろうねぇ。
そんなに食べてって、実際どんだけ食べてるか知らないけど。
いいのだろうか?
やっぱり、私も遠慮しとくかな。